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週末は、最近のマイブーム"館めぐり"で、北海道開拓記念館へ。
地質時代からはじまり、アイヌ文化、蝦夷地のころ、近代から戦争時代、戦後から現代までの様々な資料が展示されている。 SL車内に人物模型。かなり大規模なのだが、不気味でないのがちょっと残念。 ![]() 1階、2階部分をあわせると見ごたえ十分だった。今回は、うっかり地下1階の<収蔵陳列室>を素通りしてしまったけれど、地下には岩石、化石、植物、昆虫の標本、分野ごとに分類された約1万点の資料が展示してあったらしい。これはまた足を運ばなければ。 大正時代の魅惑の日用品。こんな扇風機がいまほしい。 ![]() ![]() 複雑な家庭環境から孤独に生きてきた17歳の少女マチルドが、父親のように歳の離れた哲学教師(ブリュノ・クレメール)を熱愛する。教師もまた少女に魅了され、激しく恋するようになるのだが―。 劇場公開された1991年は映画雑誌を買いはじめたころで、ヴァネッサ・パラディの美しいヌードと、教師と教え子の恋愛という、禁断の匂いがプンプンした本作は、ドキドキしてよく覚えている。 フレンチロリータのタブーものではあるけれど、ジャン=クロード・ブリソー監督は"遅れてきたヌーヴェルヴァーグ"と評されるだけあって、その結末には確かな存在感と締め付ける何かがあった。 ![]() 大胆に肢体を露わにする大人びたマチルドが、教師の家庭を壊すべく無言電話や嫌がらせを繰り返すのは、ちょっとコワイかもしれない。ただ、どうしても手に入れたいものに対する大胆さは、ありがちな甘い悪戯とはちがう本気ゆえの狂気で、キライにはなれないものなのだ。 哲学と心理学のあいだを彷徨った、純愛の行きつく先は、思いもよらない静粛な別れだった。一緒にいられるなら尼僧にだってなる―。そう話していたマチルドは、純白のドレスで愛を完成させて旅立つ。真実を知った教師に浮かぶ悲壮な横顔に胸を打たれる。 教師役の俳優がもっとイケメンであってほしかった、、これはヨーロッパ映画に大いにある、落とし穴のひとつだとおもう。評価はともかく、まちがいなくイケメン教師で偏愛シチュエーションが楽しめそうなのは、未だ未見のアラン・ドロン主演『高校教師』だと密かに楽しみにしているのだった。 "教師と教え子"作品は数あれど、私的一等は、やはり野島伸司のドラマ『高校教師』。それから市川崑の『若い人』。 (監督・脚本 ジャン=クロード・ブリソー/92min)
古くて小さな小箱 売り物でないものを売っていただく
わずかばかりの値 店主さんのご好意と ![]() 戦後間もなく印刷された 地形図 "宗谷"の上は ずっと 余白 ![]() もう一枚は"礼文島" 窓から差す夕暮れの光と ![]() ヘンテコな古いものばかりが 増えていく 意味をなさない モノの在る生活 ![]()
改築後はじめて道立近代美術館へ足を運びました。すいぶん休館していたわりにあまりリニューアルされた感はなく、入口部分だけ、壁がオルセー美術館のように濃紺になっていましたが、ほかにはまったく気が付きませんでした。常設展会場や2階部分が変わっていたのかしら。
19日からはじまった北海道初の大原美術館展。モネ、ルノワール、モディリアーニから草間彌生まで―80点が展覧されています。 ![]() ![]() 大好きなモディリアーニの『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』(左)。 以前、芸術の森でモディリアーニと妻ジャンヌの展覧会を観てから、ふたりの絵がとても好きになったのでした。この絵が観られるのは来月半ばまで。 後半は、代わって、ルノワールの『泉による女』(右)が展示される予定。そのころにもう一度足を運べたらいいなー。 ![]() ![]() モネの『積みワラ』(左)。そして、とても気に入ったジョゼフ・コーネルの『無題(ホテル:太陽の箱)』(右)。 ヤン・シュヴァンクマイエルやヘンリー・ダーガーと似た匂いがします。この"箱シリーズ"は、かなり心をくすぐられて家に飾りたいほどいいなと思った。 ![]() ![]() そして草間彌生。画像はないけれど、1960年の作品『No.RED.Z.A』が異彩を放っていました。 この方の作は、はたして実際に観るまではどうなのだろうと半信半疑でしたが、やはり実物はすごかった。 黒い下地に真っ赤な網目模様がびっしりと描かれているだけなのに、なぜだか食い入るように眺めてしまい、不穏な気分になってくるフシギな作品。 すこし前、草間さんの著作『蟻の精神病院』(右)を、なんとなく買って読んだのだけれど、こちらは楽しくなかった。どこか拙い文章も内容もまずまずだった。挿絵のコラージュと表紙とタイトルに惹かれたのだけれど。 他には、マティス、シャガール、ユトリロの絵画と、ロダンの彫刻がすきでした。
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