カテゴリ:館( 30 )

上富良野トリックアート美術館

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 秋の気ままなドライブは上富良野町にあるトリックアート美術館へ。立ち寄るのは2度目になります。ふつうのミュージアムとはちがい、作品に触れるのも、写真を撮るのも自由な参加型。

入口の大きな象の絵と、大作以外は記憶にないので、ずいぶん掛け替えられたのでしょうか。しかし、こんなにつまらなかったっけ.....?
ほとんどの作品を、上海出身の画家・陳西瑜(ちんせぇゆ)氏がひとりで手がけています。本物と見紛う写実性にかわらず、見飽きてきてしまうのは、雰囲気がどれも似ているからです。

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ついてきて、しきりに話しかけてくる洋服屋さんのような、ガイド嬢の解説攻撃がつらかった。マイペースに鑑賞しているお客は放っておいて、代わりにパンフを刷って配ってくれたらそれで良いのに。
ラオコーン、最後の晩餐、ピエタと...贋物を観るそこはかとない虚しさをかんじながら館をあとにしました。
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館の裏手には、深山峠の標識が立ち、雄大な十勝岳連峰が広がっていました。あいにくこの日は、雲で半分隠れていたけれど。
案山子コンテストの入賞作品が散策路にずらっと並んでいて、最優勝者のゴローさんが一際輝いていました。ハウルのカカシ君もいいかんじ。

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週末のお土産。帰り道の三笠にて。ざっくりしたアンモナイト。苦味が美味しそうな野草入り岩塩(うど)。
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by haru733 | 2014-09-08 00:03 | | Comments(2)

苫前町郷土資料館・考古資料室/三毛別羆事件現場跡地

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獣害史上最大の惨事といわれる”三毛別の羆事件”を見るため、高速を飛ばしてオロロンラインに位置する苫前町へ。
三毛別羆事件とは、大正4年、原野を開墾していた入植民たちの村をヒグマが襲い、10人中女子供を含む7人が食い殺されたというもの。4日後、マタギに射殺された羆は380キロの巨体。隠れる穴が見つからずに冬眠を逸した凶暴な”穴持たず”だったという。

郷土資料館には、目撃者による手紙や当時の新聞、関連書籍など、事件にまつわる貴重な展示が並んでいます。民家を再現した、襲いくるヒグマの図がなにより恐ろしい。
堂々たる剥製は国内最大のヒグマ”北海太郎”、500kg。それにしては見た目驚く程のサイズじゃないのは、剥製になって縮んでしまったせいかしらん。
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この応接室なる不気味な部屋で、事件を題材にした映画 『羆嵐(くまあらし)』を視聴することができます。
受付で先客の方がビデオ再生をお願いしたのを機に、そっと後ろから途中入室。
昭和55年制作、三國連太郎、森田健作、石橋蓮司、前田吟といった錚々たるキャスティング。
ちょっとした再現フィルムかとおもいきや、90分の本編を45分ほどに編集した本格派。古いモノクロ画面がおどろおどろしく、くだらないホラー映画よりもずっと怖かった。
この日は日帰りの強行軍ゆえ、途中までしか観られなかったのが、とても残念....。

ヒグマコーナーのほかにも、土地ならではの郷土資料として、農林・漁業の用具や、戦時中の遺物などが展示されています。外観よりも広く感じるのはTの字の造りで奥行があるせい。
特別展示室のある長い廊下を抜けると、考古資料室があります。
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『考古資料室』
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皮を着たブロンズ像とセイウチがちょっとキモチ悪いけど迫力満点。ほかに、アンモナイト、土器などあるものの、さっと眺めて館をあとにしました。
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『三毛別羆事件現場跡地』
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かわいいクマの案内標識に沿って、血の惨劇があったとは到底おもえない ”ベアーロード”をひた走ること15キロ。いきなり車同士すれ違うのもやっとの細い林道になり、その果てに事件現場はありました。跡地には私たち以外だーれもいない。目の前に、ドデカいハリボテがすでに見えている!実際、この付近ではいまも羆が目撃されているそうで、注意を促す案内が切実です。
事件のあらましを読み、跡地の碑から、復元された当時の簡素な住まいのなかを見物しました。
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こんなに脆弱な家で雪国の冬を過ごして、ヒグマに襲われた....嗚呼、それはなんと身の毛もよだつこと。
クマが出そうな恐怖感とは、また別の異様な空気も、辺りには漂っているのでした。車が一台やってきて、入れ違いで現場をあとにしました。
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by haru733 | 2014-08-04 22:57 | | Comments(0)

小樽市総合博物館/運河館

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 火曜日、所要があって小樽へでかけたついでに、小樽市総合博物館/運河館へ寄り道しました。
前回行ったのは本館、こちらは運河に面した素敵な立地の分館ということになります。旧小樽倉庫跡を利用した味わい深い建造物は、明治26年に建てられたものだそう。

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中庭を挟んで第一・第二展示室にわかれた内部は、第一展示室でまず、小樽の歴史や郷土や文化を見学します。しかし真新しいものは少なく、さっと眺めて中庭へ出ました。

いま館は瓦屋根の工事中。残念なことに、すてきな建物全体が足場とシートで隠れているのでした。瓦屋根に鎮座しているシンボルマークの”鯱”も解体されて地上へと降ろされ、中庭で出番待ち状態。そのおかげで間近に眺めることができるのは、ラッキーと言えなくもなし。

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中庭を挾んだ第二展示室は自然資料や土器などが展示されているブース。ここからが俄然おもしろい。
標本や剥製が並ぶ館内は、狭いながらも魅力的です。リアルなキノコ模型など、ぜひひとつ我が家にもほしい。

本館もそうでしたが、小樽の博物館はどことなしかハイセンスで、見やすくて味わい深い気がします。混沌とは真逆の整然とした味わいがあって、居心地が良いのです。
確信犯的にドキッとさせる絶妙な配置の人物模型に人知れず感心したりするのでした。

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これでもかといわんばかり、壁一面の土器たちがある意味シュール。
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by haru733 | 2014-08-01 10:05 | | Comments(0)

映画館 シネマ・トーラス

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 所用のついでに苫小牧市へ足を伸ばして、シネマ・トーラスへ行ってきました。
館の歴史は16年、北海道にわずか5館となってしまったミニシアターのうちのひとつです。
映画の魅力を極めたいと、過疎化の進む海辺の街で上映をつづける、単館映画ファンには貴重な存在。

スクリーンの数はひとつ、座席数はわずか40席。蠍座で55席だから、よりこじんまりして感じました。
昔ながらの雰囲気に懐かしい匂い。スクリーンへの出入り口にドアはなく厚地のカーテンなのが良い味わい。上映中、ときおりロビーから、受付の声が聞こえてきます。

日曜初回の上映は、ドキュメンタリー『世界の果ての通学路』でした。12人ほどの観客の中に、家族連れの姿もあって、なんだか微笑ましかった。子どもたちにも観て欲しい、良質なドキュメンタリーでした。

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ロビーはこじんまりと、イスも少なめ。壁には上映予定のタイトルがずらりと並んでいて、そのなかから観客が投票して選ぶシステムになっているようでした。さすがに本数は多くはないけれど、次回作以降のラインナップも魅力的でした。

広い北海道にミニシアターわずか5館。少なくなったものです。これ以上減ることはないと信じたいものです。
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by haru733 | 2014-07-07 09:43 | | Comments(0)

小樽市総合博物館 本館/手宮洞窟保存館

 札幌では雨降りが14日間もつづいた記録的な六月です。あした、キッチンの窓から手稲山が見えたら登ろうーそう決めていた金曜日、手稲山どころか藻岩山さえ見えなかった。
ワールドカップのギリシャ戦を眺めながら、登山支度を整えて、隣町小樽へ車を走らせてみました。
むかうは遠藤山、けれども怪しい霧が登山口にまで流れていてとてもムリそう。となりの塩谷丸山、おたる天狗山...いろいろ足を伸ばしてみたけれど、どこもスッポリ霧に包まれ山の姿さえ見えないのでした。
こんな日は、登山はやめて、市内で館巡りをすることに。

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小樽市総合博物館 本館は、鉄道記念館、科学館、歴史館を兼ね備えた施設。運河沿いには分館があります。
北海道の鉄道の歴史がはじまった小樽らしい、ここにしかない明治期の鉄道資料がいっぱい。
入口正面に置かれた蒸気機関車「しずか号」と客車は、どちらも乗り込んで中を見学することができます。網棚が良いかんじ。レールの資料もずらりと素敵に並んでいます。
感心したのは、ミニチュア模型の充実ぶりで、丁寧に作りこまれた展示のそれぞれに配置されたNゲージが、説明の通りに当時の動作を再現してくれるのでした。
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ものの配置とか、館内の時計とか、ちょっとしたところがナイスセンス。特別展の標本たちも、こじんまりと整然と並べられています。
唯一ざんねんなのは、2階の一室にある科学館でしょうか。狭いスペースに見慣れた展示ばかりで物足りないの。

受付の売店で”みやげもの”を物色したあとは、外へ出て、そのまま道を渡ると手宮洞窟保存館はすぐ目の前です。
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ちなみに、このカッコいい銅像は、アメリカ人鉄道建設技師ジョセフ·クロフォード氏。

手宮洞窟保存館
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おおお。この不気味さいい。先日の夕張石炭博物館を思い出します。
ひんやりどころか寒い。説明スイッチを押さない限り、明りが灯らない狭く暗い洞窟館内。職員さんは、受付に一人いらっしゃるだけ。
ほかに見学する方がいたから、なんとか平気だったものの、はじめからひとりだとちょっとビビってしまったかも。
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手宮洞窟には、国内にわずか2例しかない、1600年前の壁岩彫刻がのこされています。 (画像お借りしました)
文字にみえるけれど、四足動物や人なんだそう。

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きょうの”みやげもの”。ガラスの蓋付シャーレと小樽のコール。古物棚の真ん中に飾る。
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by haru733 | 2014-06-20 00:00 | | Comments(0)

石炭博物館

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 夕張市には、かつて”石炭の歴史村”という大きなテーマパークがありました。2006年に自己破産申請してからも、ネーミング自体は残っていますが、いまでは石炭博物館だけがほそぼそと運営しているのみ。賑わっていた遊園地は跡形もありません。
はじめてここを訪れた小学校の修学旅行での記憶は、坑道見学の人物模型が怖かったこと、そしてジェットコースターにノンストップ乗車して嫌な顔されたことでしょうか.....
あれから20年以上経って、久しぶりに訪れた博物館は、やはり坑道が恐ろしかった。
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1階、2階は、王道をいく展示ながら、往年の古き良き資料が見ごたえあります。炭鉱跡地にはつきものの、おどろおどろしさ、写真家が撮った貴重な資料である写真パネルなど迫力満点。
思い出したように現れる、人物模型にドキリ。
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そして、いよいよ突き当たりの竪坑ケージに到着。ここからは入坑体験シュミレーションと称して、地下1000メートルの炭鉱に降りていくかんじを体感できるエレベーターに乗って、地下の坑道展示スペースへと降りていきます。
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嗚呼、なんて不気味なんでしょう。まばらな見学者より多い、リアルな人物模型。いたるところにあるスイッチを押すと、静かな坑道に、当時を偲ばせる音の資料が響き渡ります。
この日、地上は25℃。坑道は4℃。物理的にも心理的にも寒く、上着を羽織って興味津々歩き続けました。

近年の採炭設備シュミレーションが稼働して出る、ものすごい轟音にドキドキしたあとは、さらにドキドキの「まっ暗探検」ポイントに突入します。ここからは、任意で、ヘルメットにヘッドランプを付けて、夕張鉱の史蹟を見にいきます。不気味な雰囲気なので、苦手な方は引き返していくのでした。
天井から滴り落ちる地下水の雫を浴びながら、恐る恐るなかへ。当時の様子そのままに再現された坑内に、無数の真っ黒な人物模型がおそろしく、びくびくしながら順路を進みますが、もはや気分はお化け屋敷。
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あとから降りてくる人はないのか、前後に人気のないまま、嫌な気配をかんじつつ、博物館入口からずいぶん離れた出口に着きました。嗚呼、これはすごい。

夕張市は『幸福の黄色いハンカチ』とか”ファンタスティック映画祭”とか有名で、2007年に財政破綻をしてからは、若い市長さんが町おこしを頑張っているけれど、観光資源としてこの施設を活用するてはないとおもうなあ。夏の間だけでも、思い切って”恐怖 石炭の肝だめし村”とかやればいいのに。
そんなこと言ったら、天皇陛下の賓客した歴史的貴重な文化財だ!不謹慎だ!と良識ある知識人は怒るかもしれないけれど、宣伝の仕方ひとつで確実に観光客は戻るにちがいない。
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by haru733 | 2014-05-01 17:18 | | Comments(0)

新生* 青少年科学館

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 今月24日、耐震工事のため長期間閉館していた青少年科学館がリニューアルオープンしました。ちょうどお仕事お休みで、さっそく出かけてきました。
平日は、子どもの姿もまばらです。さすがにニュー展示も、大人たちは群がることはなく、暗黙の了解でちゃんと順が回ってくるのでした。楽しみにしていたのは、新しくなった宇宙ブースと久しぶりのプラネタリウム。
プラネタリウムでは、新プログラムでいま、南半球の星空を観ることができます。いつか肉眼でみたいなーと密かに思いつづけている南十字星がすてき。北海道からは、けして見ることができないのです。
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巨大な地球儀に触れて、地球を自由に体感できるという球体映像装置。けれどもあまり、魅惑の体感ならず。
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もっとも楽しみだったのはこちら、「地球エレベーター」。ボタン1つで宇宙から地球の裏側までを体験できる―という触れ込みの新装置でしたが。三面を覆う巨大スクリーンで、一気に宇宙まで上昇する感覚を味わえるものかと期待していたぶん、小ぶりな画面にただ映像を切り替え流すだけなのにがっかり、、
なんだー、ちっともワクワクならず。
改装後でよかったのは、プラネタリウムの天井を地球に模して見下ろす3階の常設ブースに登場した、「きぼう」の模型でしょうか。
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やはり青少年科学館は、昔ながらの古臭い展示物が壊れたまま並んでいる、地方のほうが魅力的であります。手作り感あふれる混沌のなかに、いろいろな発見があって。
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by haru733 | 2014-04-28 00:00 | | Comments(0)

映画館 

 ひさしく映画館から足を遠のかせていたこの頃。お正月の『SPEC爻ノ篇』以来だから、ほぼふた月ぶりになります。
どうしても映画館という空間に居たく、蠍座さんでちょうどその日、初回にかかっていた『瞼の母』を観る。こういうこともないと巡り合わない人情時代劇です。

中村錦之助主演、加藤泰監督。幾度か映画化されている有名なお話。幼くして母と生き別れた無宿渡世人の忠太郎が、母を探し求め、再会し、再び別れるまでが描かれる。
母恋しい忠太郎が、いよいよ思慕を募らせていくその熱演に、いくらか気恥ずかしくなりながらも、ベタベタだけれど重みある再会シーンはいいなとおもいました。
見所は、忠太郎が実母に会うまでに知り合う、3人の女性たち。渡世人仲間・半次(松方弘樹)の母、盲目の物乞い女、年増の夜鷹。母親のイメージ抱く3人との出会いのなかで、わたしの記憶には物乞いと夜鷹さんはいないので、どうやらそのあたりは気持ちよく寝てしまっていたようです。

      *     *     *     

 札幌の映画館で一等居心地いいのは、ミニシアター蠍座さんの座席であると私的に確信しておりますが、だいすきな映画を観るためだけじゃなく、愛する空間で息することは蘇生を意味する。ふた月ぶりの映画館に、そんなこと実感していました。
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by haru733 | 2014-03-01 00:00 | | Comments(0)

小樽文学館 『小樽文学史展』

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 何遍足を運んでも飽きないステキな空間づくりの小樽文学館、開館35年を迎えた企画展をみてきました。
展示はささやかでも変わった視点。ちまちま人形でお馴染みの高山美香さんによる、”職業別明細地図之内小樽”が細かくてたのしかった。
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情緒ある冬の小樽にほだされて、この頃の疲れがすこしだけ回復したかもしれないな。帰り際、新色の出た文学館トートバッグを購って、古書を2冊いただいて館をあとにしました。
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 ロビーの一角に飾られていた江戸時代の雛人形。冠の細工、端正なお顔が味わい深く、どこか気品があるのでした。
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by haru733 | 2014-02-24 22:23 | | Comments(0)

ほっき貝資料館

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 胆振たびの途中、苫小牧市の市場に併設した館、『ほっき貝資料館』をみつけました。こういう手探りで手作りな館はすばらしいとおもう。所狭しと、名物ほっき貝で作ったオブジェを飾るセンスが素敵にナンセンス。
あるところから、まったくほっき貝を離れた展示になっていくかんじがビバ、ローカル。
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今日のランチを、紐くじで決定しちゃおうという、ありがた迷惑だけどかわいらしい木製カラクリ籤。
壁に掛けられる額縁には、歴代のホッキ貝缶詰ラベル見本。
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なかでも一等心くすぐったのは、ホッキ立体写真であります。昔懐かし2色メガネをかけて、ホッキを体感しようとする試み。(ただし色褪せてよくみえない)
やわらかい筆文字の解説に囲まれた、手作り感あふれる館内はあったかくておもしろい。
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ちょっとおマヌケなホッキ大王の真実の口は、なぜか入口通路奥に追いやられた形で展示。
そして、来館者をカウントするのは自己申請制。6日(月)の0人以外は、地味に来館者があるようでうれしくなります。
正の字を4本増やして、16人目の来場者数を刻んで館をあとにしました。
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by haru733 | 2014-01-15 23:26 | | Comments(0)


映画,読書,山,古物をめぐる―日々のきろく


by haru733

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