カテゴリ:ニュージーランド映画( 2 )

ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂 (2013年) 歴史が刻まれる瞬間

d0235336_22364795.jpg

 映画の3D化を享受できるのは、ゆいいつ宇宙モノだけ。そうおもっていたこの頃に、山岳映画という新ジャンルを再発見してしまった。あの臨場感でエベレストを疑似体験できるなら、こんなにおもしろいことはない。
そう大いに期待して劇場へ足を運んだのでしたが、本編の上映はノーマルタイプではありませんか....IMAXシアターでは『トランスフォーマー ロストエイジ』が上映中。
おなじ3Dでもこんなに違うとは、IMAXシアターの臨場感がいかに特別なのか、つくづく知ることになります。
IMAX用の高価な特別フィルムは数すくなく、ドキュメンタリーの小品でIMAX仕様なんて、冷静に考えてありえないことなのでした。
d0235336_22365539.jpg

1953年5月29日、世界最高峰エベレストの登頂に人類で初めて成功した登山隊の偉業を、当時の記録映像と再現ドラマで振り返った山岳ドキュメンタリー・ドラマ。
頂を勝ち取ったのは、ニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー氏と、ネパール人のシェルパ、テンジン・ノルゲイ氏。
危険と隣り合わせの過酷を極めた最終アタックはドキドキハラハラとするけれど、多方は眠くって、なんどメガネを外したことでしょう。像がダブっていても問題ないくらい、人と山が立体化するだけの3Dは、3Dである必要性を感じない。山そのものは美しくても、映画用に意図して美を捉えなければ、目を見張るような場面にはならないとおもうのです。本編は、その息を呑むようなシーンがとても少なかった。

とはいえ、60年前のエベレスト制覇への道のりや、まだ簡素な山の装備などがおもしろかった。
重たい酸素ボンベを担いで登っていた時代から、無酸素登山へ。山の歩みに思いを馳せながら、偉人たちの勇気と強靭な肉体にため息が出るおもい。

d0235336_2237160.jpg

登山ブームに勢いを得てか、この秋は山岳映画がつづきます。『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』『K2~初登頂の真実~』、どれもおもしろそう。

それにしても、いつの日か、ものすごいスリリングで臨場感ある山岳ものがIMAXシアターでかからないだろうか。(その前にだれか作って) それは宇宙を体感するのに負けないくらい魅力的に違いない。

 (監督・脚本 リアン・プーリー/91min)
[PR]
by haru733 | 2014-08-19 21:18 | ニュージーランド映画 | Comments(0)

ブレインデッド (1992年) マザコン男VSゾンビ

d0235336_21211210.jpg

  『ロード・オブ・ザ・リング』三部作シリーズでお馴染みのピーター・ジャクソン監督作。
このグロさ、ホラー映画史に残る傑作ではないでしょうか。ファンタジーの名匠の暗部が垣間見える。

(あらすじ) 青年ライオネルはマザコン男。ある日、愛するママが恐怖の珍獣ラットモンキーに噛まれてしまった!ママは次第にゾンビ化し狂暴になり、その犠牲者たちも次々ゾンビになっていく....。ライオネルは遂にゾンビ達と戦う決心をするのだが―。

あー 凄すぎる。「おえっ」とか思わず口に出てしまう、気色悪さマックス。ホラームービーは数あれど、きっとここまで肉片が飛散する映画はないとおもうな。叫び声を上げるというよりは、強烈な映像に圧倒されて驚いて、失笑しながらも、グロさを極めた快作に拍手喝采したくなる。
アフリカの奥地で捕らえられた未知の生物ラット・モンキーが都会で大暴れ―かと思いきや、それは単なる前置きに過ぎなくて、気が付けば未だ目にしたことないおどろおどろしい光景が繰り広げられていくのでした。地味に制作費かかってます。
d0235336_21212357.png

マザコンの主人公ライオネルは、ラット・モンキーに噛まれてウィルスに感染したママを看病するので必死。ゾンビになっても、地下で面倒を見続けて、次第に増える犠牲者たちの面倒までみてしまうのです。
しかし…ママをはじめとするゾンビたちは腐敗が進み、日に日に見るも無残な状態に変わっていきます。
ライオネル邸がゾンビ屋敷に変わるあたりから、息をつく間もないほど血みどろシーンの連続。目も当てられない。なんでしょう、これはもう凄すぎて。

もうお腹いっぱいと思ったって終わりません。ライオネルの電動芝刈り機による一斉駆除に圧倒されるのみ。そして最後の変身を向えたママにも。

ジャクソン監督はこういった作品で注目されたことが、「ロード・オブ・ザ・リング」での成功に繋がっていったのですねえ。面白いものです。映画史に残る名作を撮った、監督の出世作ホラーは一見の価値アリ。

ゾンビたちはちゃっちいものから精巧なものまで。 おバカだけど本当に怖くて、なんじゃこりゃ! なのによく出来てる。 ”血の海”とはまさにこのことです。肉片の嵐はまさに圧巻。



製作  ジム・ブース
監督  ピーター・ジャクソン
脚本  ピーター・ジャクソン 、ステファン シンクレア 、フランシス ウォルシュ
出演  ティモシー・バルム 、ダイアナ ペニャルバール 、エリザベス ムーディ 、イアン ワトキンス

[PR]
by haru733 | 2007-08-29 00:00 | ニュージーランド映画 | Comments(0)


映画,読書,山,古物をめぐる―日々のきろく


by haru733

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ

全体
日常



旅行
おでかけ
雑貨
鑑賞
映画index
ポーランド映画
スペイン映画
フランス映画
イギリス映画
イタリア映画
ドイツ映画
トルコ映画
ブルガリア映画
アメリカ映画
日本映画
多国合作映画
韓国映画
中国映画
香港映画
ノルウェー映画
フィンランド映画
デンマーク映画
スウェーデン映画
ロシア・ソ連映画
オーストリア映画
カナダ映画
オランダ映画
ベルギー映画
キルギス映画
ギリシャ映画
スイス映画
アルバニア映画
セルビア映画
南アフリカ映画
インド映画
インドネシア映画
イラン映画
メキシコ映画
ウルグアイ映画
ニュージーランド映画
ポルトガル映画
アイルランド映画
ボスニア=ヘルツェゴビナ映画
ルーマニア映画
モノローグ
脱原発

記録

タグ

(172)
(109)
(82)
(69)
(68)
(59)
(56)
(54)
(46)
(28)
(28)
(26)
(23)
(23)
(22)
(22)
(16)
(16)
(14)
(13)

最新の記事

『記憶の絵』 森 茉莉
at 2015-03-16 22:05
悪魔憑き考 『汚れなき祈り』..
at 2015-03-07 13:16
U Want Me 2 Ki..
at 2015-03-07 09:55
わたしはロランス (2012..
at 2015-03-06 12:41
アメリカン・スナイパー (2..
at 2015-03-06 09:53
市民ケーン (1941年) ..
at 2015-02-23 09:49
ゆうばり国際ファンタスティッ..
at 2015-02-22 21:41
『麦ふみクーツェ』 いしいしんじ
at 2015-02-22 16:00
藻岩山 *冬
at 2015-02-19 18:00
ありがとう
at 2015-02-15 22:08

最新のコメント

はじめまして 映画に詳..
by ミキ at 18:11
このごろの暖かさ、いつか..
by haru733 at 21:04
昨日は穏やかな良い天気で..
by kanae at 17:04
あのシチュエーションで飛..
by haru733 at 21:24
おかえりなさいませ。 ..
by kanae at 19:51
あけましておめでとうござ..
by haru733 at 22:07
あけましておめでとうござ..
by kanae at 08:01
Merry X'mas☆..
by haru733 at 22:22
merry christ..
by kanae at 23:46
こんばんは。手放しにおも..
by haru733 at 21:35

ブログパーツ

以前の記事

2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
more...

フォロー中のブログ

はなももの別館
ジャックの談話室
salvage anti...
古本とビール アダノンキ
手製本と食の工房 O塾
Собака и Кошка
やぁやぁ。
OSOに恋をして

ライフログ


麦ふみクーツェ


掏摸(スリ) (河出文庫)


話を聞かない男、地図が読めない女


図書館の神様


爪と目